日本大学災害研究ソサイエティは、日本大学の各学部で行われている災害に関する研究を有機的に結びつけ、災害に強い社会づくりを目指す独自の研究プラットフォームとして発足いたしました。
発足以来、災害に関連した要素技術の研究開発を進めるとともに、住民や行政機関を支援するために、連携する自治体や民間企業と協議を繰り返して参りました。
今後も連携先を増やし、安全で安心できる社会の実現に貢献したいと考えております。
そこで当ソサイエティでは、これまでの災害研究の成果を振り返りつつ、災害に強い社会づくりへの展望について議論することを目的に、シンポジウムを下記の要領で開催いたします。
開催概要
- 日時 令和5年3月22日(水)13:00〜17:00(入退室自由)
- 場所 日本大学会館(本部)大講堂(〒102-0074 東京都千代田区九段南4丁目8−24)
- 参加費 無料
- 持ち物 会場へお越しの場合、名刺を2枚お持ちください。
受付にてご提出いただきます(1枚は名札用)。 - 申込先 以下のURLより参加のご連絡をお願いいたします。
https://forms.gle/Y2iG8V55AVoWtKgk6 - 問い合わせ先 cst.nuds@nihon-u.ac.jp
プログラム
「日本大学特別研究の進捗」山中新太郎(特別研究代表、理工学部教授)
「日本大学災害研究ソサイエティ(NUDS)への期待(仮)」渡辺美代子(日本大学常務理事)
第1部 ソサイエティの活動報告
「日本大学災害研究ソサイエティ(NUDS)の設立と活動」吉富望(NUDS代表、危機管理学部教授)
「豪雨災害での道路閉鎖環境における運転挙動の解明」石坂哲宏(理工学部准教授)
「内水氾濫メカニズムの解明に向けた下水管渠内の水理特性と水位予測に関する研究」長谷部寛(理工学部准教授)
「民地を活用した避難の可能性 -津波・洪水災害のケーススタディを通して」井本佐保里(理工学部准教授)
「市境界周辺に居住する住民の避難行動シミュレーション」仲村成貴(理工学部教授)
「ユーザー・インターフェース・デザインに関する研究」長瀬浩明(芸術学部教授)
第2部 社会実装へ向けた研究の展開
「IT企業における防災/減災DXへの取組(仮)」中村光男(SCSK株式会社)
「地域における災害レジリエンスの共創」浅井朋彦(理工学部教授)
「大都市近郊の抱える地域課題と災害研究への期待」水野ゆうき(千葉県議会議員)
「我孫子市における実証実験への期待」星野順一郎(我孫子市長)